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凶方位とは

凶方位への引っ越し 命術(九星気学)

自分にとって相性の良い方位(最大吉方位)へ引っ越しや旅行(二泊三日以上)をすれば開運できます。逆に、「八大凶方位(八大凶殺)」へ引っ越しや旅行をすると悪影響を受けます。

八大凶方位とは、五黄殺(ごおうさつ)、暗剣殺(あんけんさつ)、歳破(さいは)、月破(げっぱ)、本命殺(ほんめいさつ)、本命的殺(ほんめいてきさつ)、月命殺(げつめいさつ)、月命的殺(げつめいてきさつ)の8つの凶方位のことです。

この他に、4歳未満(7歳未満、13歳未満など諸説あり)のお子さんがいる場合は、「小児殺」という避けたい凶方位もございます。

祐気(吉方)取りの際は、ご自身の吉方位であっても、その方位が凶方位であればその方位は使えません。

この記事は、避けたい八大凶方位のその意味を解説しております。

※なお、年盤や月盤は、「上が南」です。地図とは逆ですので、お間違えのない様お願いします。

後天定位盤(基本形)

後天定位盤は、中央に五黄土星が回座しています。干支や方位、季節など、たくさんの情報が詰まった優れものです。9つの星が、毎年、毎月、毎日、二時間ごとに動いています。

自分が持って生まれた気(本命星)と感応する時や方位を観て動くことで開運できる学問が九星気学です。

占い教室 世田谷 九星気学 

八大凶方位とは

八大凶方位とは、以下8つの凶方位のことです。

  1. 五黄殺(ごおうさつ)
  2. 暗剣殺(あんけんさつ)
  3. 歳破(さいは)・・・年盤だけに付きます。
  4. 月破(げっぱ)・・・月盤だけに付きます。
  5. 本命殺(ほんめいさつ)
  6. 本命的殺(ほんめいてきさつ)
  7. 月命殺(げつめいさつ)
  8. 月命的殺(げつめいてきさつ)

この他にも、小児殺定位対冲と言う凶方位もあります。

五黄殺(ごおうさつ)

毎年、毎月、毎日、2時間ごとに、星(西洋占星術の星とは一切関係ございません。「気」の種類のことです)は、部屋を一つずつ移動しますので、毎年、毎月、毎日、毎刻「盤」は変わります。つまり、年盤、月盤、日盤、刻盤は、変わります。

したがって、その年、その月、その日、その時間で凶方位となる方位が変わります。方位の影響が良くも悪くも出てくるのは「長距離」の移動と「長期間」滞在した場合ですので、日盤や刻盤より月盤や年盤を使う機会、すなわち、引っ越しや海外旅行、里帰り出産(個人的にはお勧めしません)などの場合、特に方位を気にしたいところです。

すなわち、移動距離が長距離になればなるほど(引っ越しは近距離でも)、また、そこにとどまる期間が長ければ長いほど(月単位、2年以上)方位の作用が出易いと言われています。

最も避けたい五黄殺

凶方位の中でも、最も避けたい方位が「五黄殺」です。年盤や月盤、日盤や刻盤で「五黄土星」がある方位が「五黄殺」となります。

五黄殺
2020年は、東が「五黄殺」方位です。この方位を取ると「内部から、自ら自滅する」という現象を招きます。「西の五黄殺」なのか「南東の五黄殺」なのか、どの方位において五黄殺を取ったのかによっても、起こる現象は違ってきます。また、引っ越してすぐに何か起こるというよりは、4年後、7年後、10年後、13年後など、じわじわとその影響が現れる、と言われています。

2021年は「南東」が五黄殺方位です。

五黄殺に引っ越してしまった場合

もし、「五黄殺方位へ引っ越していた!」と分かった場合の対処方法は、「吉方位へ引っ越すこと」です。

私は、今のところ、それしか解決の方法はないと思っております。「方違(かたたがえ)神社にお参りに行く」「仮吉方を取る」いう説もありますが、私はそれらの内容には詳しくありません。

吉方位への引っ越しは、相当な運がないとタイミングよく引っ越すことは難しいものです。お子さんの学区の問題など、色々あります。

吉方取りをしながら開運体質にしつつ、風水家相で住環境を整えたりして(風水で凶方位の影響は消せませんが)引っ越しへの準備をする、というのが現実的な解決方法だ、というのが現時点での私の見解です。

旅行に行く場合は、吉方位を選び、普段の生活では「病は気から」とあるように、九星気学は「気の学問」であるからこそ、五黄殺に引っ越したことを「気にしない」というのも大切だと思います。

しかし、方位より、もっと重要だと思うことは、「五黄殺方位を我知らず取らされるという場合」、「それまでの生きてきた結果としてそうなっている」ということです。

「我が強い=自分さえよければ良い」「強欲」「自分の欲望を中心、優先」して生きてきた結果、方災(凶方位による災禍)を受けて、清算させられるのでないかと感じます。自分が方災を受けるのは自業自得だとしても、子どもや家族が受けるとしたら、それは大変深刻なことです。

そうならないために、我欲・強欲はほどほどに、倫(道)から外れることなく生きる日々の積み重ねで、方災の影響をある程度、小難ですませることができるのではないかと考えます。

暗剣殺

年盤や月盤で五黄土星のある「反対側(対角線)の方位」が「暗剣殺」となります。

暗剣殺

2020年は、西が「暗剣殺」方位です。
この方位を取ると「外部から他動的に被害を被る」という意味があります。病気が移される、トラブルに巻き込まれる、などです。

2021年は、「北西」が暗剣殺方位です。

歳破(さいは)

その年の十二支の「反対側」の方位が「歳破」となります。

2020年 歳破

2020年は、子年(北)ですので、その反対側にあたる南が「歳破」です。この方位を取ると「破れる~争う、喧嘩する、邪魔が入る、破談になる」という意味があります。

2021年の歳破、2021年の干支・丑年(北北東)の反対側の「南南西(未)」になります。

その年の十二支が回っている方位を「太歳」と言い、吉方位になりますが、他の凶方位と重なれば、吉の効果は減少します。

月破(げっぱ)

年に十二支があるように、それぞれの月にも十二支があります。その月の十二支の「反対側」の方位が「月破」となります。

2020年9月 月破9月は、酉(西)ですので、東が「月破」です。歳破と同様にこの方位を取ると、その月の取引や縁談が「破れる、破談になる」という意味があります。

その月の十二支が回っている方位を「月徳」と言って、特に婚礼に良い方位となります。
以上、五黄殺、暗剣殺、歳(月)破は、万民共通の凶方位です。
以下は、人によって異なる凶方位について解説します。

本命殺と本命的殺

本命殺とは、年盤や月盤で、生まれ年の星(本命星)がある方位を「本命殺」と言います。またその反対側を本命的殺と言います。本命殺の方がその作用が強いです。

本命殺と本命的殺例えば、本命星が「一白水星」の方にとって、①がある方位(北東)が本命殺、その反対側④がある方位(南西)が本命的殺となります。これらの方位を使うと健康に問題が出ると言われます。

月命殺と月命的殺

月命殺とは、年盤や月盤で、生まれ月の星(月命星)がある方位を「月命殺」と言います。またその反対側を月命的殺と言います。月命殺の方が、その作用は強いです。

月命殺と月命的殺

例えば、月命星が「二黒土星」の方にとって、②がある方位(南)が月命殺、その反対側③がある方位(北)が月命的殺となります。これらの方位を使うと健康に問題が出ると言われます。

8大凶方位のまとめ

以上、すべての人にとって共通の凶方位である五黄殺、暗剣殺、歳(月)破。
生まれ年と生まれ月によって異なる凶方位である本命殺、本命的殺、ここまでが5大凶方位。さらに月命殺、月命的殺、そして小さきお子さんがいるご家庭のみ気を付ける「小児殺」を加えて「8大凶方位」と言い、引っ越しや長期の旅行の場合は、これらの凶方位を犯さないことが大切です。
さらに、8大凶方位以外の凶方位(相剋方位~殺気方位、死気方位・・・小凶とお考え下さい)もございますが、まずは、5大凶方位は避けましょう。

小児殺

ご家庭に数え歳で7歳未満(4歳未満、13歳未満など諸説あり)のお子さんがいる場合は、お子さんの健康やケガに関する凶方位「小児殺」も避けた方が良いです。小さいお子さんがいない場合は、全く気にする必要はありません。

小児殺とは、その子供の本命星や月命星には関係なく、一定の法則に基づき「毎月」小児殺の方位は変わります。旅行や引っ越しの他に、この方位の増改築も避けましょう。

また、その星が「中央(中宮)」に来ている月は、方位は発生しないですが、中央に小児殺があるという意味になりますので「家の改修」などは避けた方が良いです。

※年盤に小児殺という方位はありません。月盤で小児殺を観ます。

子年で、月盤に「八白土星」がある方位が小児殺・二月は中央
丑年で、月盤に「九紫火星」がある方位が小児殺・七月は中央
寅年で、月盤に「二黒土星」がある方位が小児殺・二月は中央
卯年で、月盤に「三碧木星」がある方位が小児殺・七月は中央
辰年で、月盤に「五黄土星」がある方位が小児殺・二月は中央
巳年で、月盤に「六白金星」がある方位が小児殺・七月は中央
午年で、月盤に「八白土星」がある方位が小児殺・二月は中央
未年で、月盤に「九紫火星」がある方位が小児殺・七月は中央
申年で、月盤に「二黒土星」がある方位が小児殺・二月は中央
酉年で、月盤に「三碧木星」がある方位が小児殺・七月は中央
戌年で、月盤に「五黄土星」がある方位が小児殺・二月は中央
亥年で、月盤に「六白金星」がある方位が小児殺・七月は中央

(例1)2020年8月の小児殺はどこでしょう?

小児殺とは

2020年は「子年」ですから、月盤に「八白土星」が回座している方位が小児殺です。すなわち「南西」です。

(例2)2020年2月の小児殺はどこでしょう?

子どもが避ける方位

2020年は「子年」ですから、月盤に「八白土星」が回座している方位が小児殺ですが、真ん中に回座しています。この場合、方位はありませんが、「造作(家の改修など)」は避けた方が良い月となります。

ちなみに「造作(家の改修など)」は、年に4回ある「土用期間」も避けた方が良いです。

「小児殺」は、小さなお子さんがいないお宅は、全く気にする必要はございませんが、おられるご家庭は、毎月、の小児殺方位を知っておかれるのが安心です。

定位対冲(ていいたいちゅう)

「じょういたいちゅう」とも読みます。元々の定位置の反対側に回座した時を「定位対冲」といって凶方位だとする説もございます。

一白水星が中宮のとき、西・三碧木星(三碧の定位置は本来「東」)
三碧木星が中宮のとき、西北・緑木星(四緑の定位置は本来「南東」)
四緑木星が中宮のとき、北・九紫火星(九紫の定位置は本来「南」)
六白金星が中宮のとき、南・一白水星(一白の定位置は本来「北」)
七赤金星が中宮のとき、東南・六白金星(六白の定位置は本来「北西」)
九紫火星が中宮のとき、東・七赤金星(七赤の定位置は本来「西」)

「定位対冲」を凶方位としてとらえるのかどうかは、流派によって見解が様々です。

見解1)すべての定位対冲は、避けた良い。

見解2)「水火殺」だけは、避けた方が良い。「水火殺」とは、九紫火星が一白水星の定位置である「北」に回座した時=六白金星が中宮の時は、その方位は凶方位なので避けた方が良い。また、一白水星が九紫火星の定位置「南」に回座した時=四緑木星が中宮の時も同様である。

見解3)「定位対冲」というものは重要視しない。

私の見解は、近場の祐気取りは、一白水星と九星火星の定位対冲(見解2)以外は気にしませんが、引っ越しや遠距離への移動は、可能な限り使用を控えます。

まとめ

小児殺や定位対冲まで含めると凶方位は10個もありますので、「吉方位がない」という場合もあるかもしれません。祐気取りをしようと思ったのに「吉方位がない(取れない)」時は、そういう時=出かけて行って気を取る時なのではなく、守りの時期、身の回りを整える時、忍耐の時なのだと思います。

引越しの際は、年盤、月盤とも五黄殺、暗剣殺、歳破、月破、本命殺、までは避けた方が良いでしょう。小さいお子さんがいる場合は、プラス小児殺です。

土用の時期には「土用殺」という凶方位もございます。

引越しは、方位だけではなく「時期」や「入宅しようとする家の向き」も大切です。ご相談は、三田しのの幸せ占いまで。

四柱推命が難しかった方へ

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