姓名判断では、計算して算出する運の数(種類)が5運、7運、9運など、流派によって異なります。
5運:総運、天運、人運、地運、外運
7運:5運+社会運、家庭運→当会は、こちらです。
9運:7運+内運A、内運B
では、7つの運では、それぞれ何がわかるのでしょうか?
7運の吉凶でわかること
①社会運:社会における人間関係や仕事、その結果としての金運や評価に満足できるか否かを観ます。
男性はここが吉数であることが望ましいです。
②天運:家柄や晩年期を観ますが参考程度に。
③人運:精神面、中年期を観ます。男性の主運。凶数ですと「負のスパイラル」に陥りやすいマイナス思考となります。
④外運:第一印象、出会い、困った時に援助があるのか、また、人から誤解されやすいのか、災難に遭うのかなどを観ます。
⑤地運:女性の主運、結婚しても唯一変わらない部分です。人格が形成される初年期、特に家庭環境や親から愛されていたかどうかを観ます。重要な部分です。
⑥家庭運:夫婦関係、嫁姑、親子関係を観ます。吉なら円満と観ます。家計も観ます。女性は、ここが吉数であることが望ましいです。
⑦総運:人生全体の総合運を観ます。吉数なら、色々あっても丸く収まる傾向にあります。また、人生の転機となる年齢や体の弱い部分も観ます。
姓名判断は画数だけではありません
三才五行
実際の鑑定では、画数の意味や吉凶の他に、「三才五行」といって天運(目上)・人運(本人)・地運(目下)の数字を五行に直しその相性が、相生(そうしょう~助けてもらえる、応援してもらえる)・相剋(そうこく~足を引っ張られる、邪魔される)・比和(ひわ~似た者同士)なのかを観ます。
例えば、以下の姓名の場合
〇
.天運:(目上) 8・・金
〇
.人運:(本人)12・・木
〇
.地運:(目下)18・・金
〇
この方が女性の場合、目上(親、上司、夫)と目下(目下、部下、子ども)から剋されます(悩まされます)
7運がすべて吉だとしても「うまくいかない」と感じる場合(名前負けしているなどと感じる場合)は、この三才五行のバランスが良くない場合もございます。
命名に使う漢字
「馬」「龍」「虎」など、獣の漢字や「春」「夏」「桜」など、一過性の季節を表す漢字は、命名にふさわしくない、という見解があります(私も、命名以来の際には、ご両親が特に強く望む場合を除いては、使いません)
また、元々は、お墓の形を表した漢字(女の子によく使われる漢字です。敢えてここでは書きませんがネットで出てきます)だから命名にふさわしくないとする「語源」から漢字の意味を調べて命名に使わない、といった考え方もあります。
そこまで観ると、命名で使える漢字が少なくなってしまいます。
そのため、命名には「消滅」や「戦い」「争い」「性的」なものを想起させる漢字は、使わない方が良いでしょう。詳しくは、「命名に使う漢字について」を参照ください。
姓名が2文字+2文字の場合
※姓名判断の基本形は、姓名が2文字+2文字とお考えいただくと、3文字や1文字になっても理解しやすいです。
姓名が2文字+3文字の場合
※姓名が2文字+2文字と異なる点は、「外運」の出し方のみです。
姓名が3文字+2文字の場合
※姓名が2文字+2文字と異なる点は、「外運」の出し方のみです。
姓名が3文字+3文字の場合
※姓名が2文字+2文字と異なる点は、「外運」の出し方のみです。
1文字姓や1文字名
20歳未満と20歳以上では、画数の出し方が異なります
「霊数」とは、20歳以上の運勢鑑定をする際に、1文字姓、または1文字名に加える「1」のことです。
以下の図は、たまたま1文字姓+1文字名のお名前となっておりますが、1文字姓+2文字姓や2文字+1文字名も同様です。
【20歳以上の方】
霊数は、「社会運」と「家庭運」を算出するためだけに総運に加えて計算しますが、本当の名前ではありませんから、総運を鑑定する時には加えません。
【20歳未満の方】
20歳未満の方は、霊数「1」は加えません。
1文字姓や1文字名の方は、20歳以降の場合、霊数「1」を加えて7運を算出することにより、20歳を境に「地運」「社会運」「家庭運」「外運」が変わりますので、運勢傾向が変わって参ります。
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