先月9月(9月7日~10月7日)のテーマは「七赤金星」でしたが、七赤の象意である「趣味」や「飲食」、「レジャー」「お金の出入り」「会話」を実感されましたか?
私は、いつもより「食事を買って来る」機会が多く、食費の出費が多かったです。
七赤金星の方にとっては、「八方塞がり」「リセットする」ですから、仕事をお辞めになった、引っ越した方もいたのではないでしょうか?9月3日に(暦の上ではまだ「8月」でしたが、ほぼ9月、9月の気になってきています)辞意を表明された菅首相も七赤金星です。国家のリーダーは、運勢が分かりやすく表れます。
10月の運勢を共有して参ります。
- 2021年10月の運勢(10月7日~11月6日まで)
- 秋の土用
- 「10月7日」に一斉に運気が変わる訳ではありません
- 10月の全体の運勢
- 10月の吉方位(きちほうい・きっぽうい)
- 10月の凶方位(きょうほうい)
- 10月の吉日
- 本命星別の10月の運勢
- 一白水星(昭和2,11,20,29,38,47,56,平成2,11,20,29年生)
- 二黒土星(昭和元,10,19,28,37,46,55,平成元年,10,19,28年生)
- 三碧木星(昭和9,18,27,36,45,54,63,平成9,18,27年生)
- 四緑木星(昭和8,17,26,35,44,53,62,平成8,17,26年)
- 五黄土星(昭和7,16,25,34,43,52,61,平成7,16,25年)
- 六白金星(昭和6,15,24,33,42,51,60年,平成6,15,24年)
- 七赤金星(昭和5,14,23,32,41,50,59,平成5,14,23,令和2年生)
- 八白土星(昭和4,13,22,31,40,49,58,平成4,13,22,令和元年生)
- 九紫火星(昭和3,12,21,30,39,48,57,平成3,12,21,30年生)
- まとめ
2021年10月の運勢(10月7日~11月6日まで)
秋の土用
10月20日から立冬の前日である11月6日までは「秋の土用期間」です。
十二支を五行(木・火・土・金・水)に分類すると、辰(4月)未(7月)戌(10月)丑(1月)は「土」になります。ですから、土用期間は、この月々にあります(一カ月は、大体毎月6日前後の「節入り日」から「翌月の節入り日前日まで」です)
土用期間は、季節の変わり目(春→夏、夏→秋、秋→冬、冬→春)の18日期間のことを言い、「土」の気が高まる期間です。
この期間は、土の神様(土公神・どくじん/どこうじん)が土に戻って来るので、触らない方が良いと考えられてきました。
でも、間日(まび)の日は、神様は天に戻り、土を留守にするので土をいじっても良いそうですよ。
秋土用の間日(まび)とは
ちなみに、秋の土用の間日は「未」「酉」「亥」の日ですから、10/26(火)、10/28(木)、10/30(土)が、土用期間でありながらも、やむを得ず、土いじりをしなければならない日は、これらの日にやれば良いということです。
土用期間にしない方が良いこと
土いじりの他に、気が不安定になります。天候が不安定、大気や気圧の変化もありますので、体調管理には留意いただき、イライラしやすくなりますから、ゆったり穏やかに過ごすことを心がけましょう。
例えば、深呼吸する、ゆっくり話す、ゆっくり食べる、ゆっくり動くなど、意識してみると良いでしょう。
土用期間の吉方取りはしない方が良い?
特段、神経質になる必要はないと思いますが、行き慣れない場所にわざわざ行く必要もないかと思います。ちなみに、土用期間だけ「土用殺」という凶方位があります。秋土用期間の凶方位は「北西」になります。
「10月7日」に一斉に運気が変わる訳ではありません
10月は、節入りの7日「寒露:かんろ(※二十四節気と七十二候を参照)」10:36から始まりますが、そこから運気が「ガラッ」と切り替わるわけではなく、人によっては、9月末頃から「徐々に」運気が変わってきたことを感じる方もおられます(個人差があります)
二十四節気と七十二候
農作業をする上で、季節を知ることは重要です。そのため、二十四節気は中国で作られました。1年を24等分し約15日ごとに季節感がわかる名前をつけたのが二十四節気です。この二十四節気をさらに3つに分けたのが七十二候。一つ当たり約5日間ですので、より細かく季節感を表現できます。しかし、こちらも中国から伝わってきたもの、中国と日本は気候が異なります。そのため、七十二候は、幾度か改訂されています。なお、「二十四節気と七十二候」は太陽の動きを元に決められているため、毎年、同じ日付になるとは限りません。(参考文献:「日本の365日に会いに行く」永岡書店)
10月の全体の運勢
10月の月盤は、「六白金星」が真ん中に居座りますので、世の今月のテーマは「六白金星」となります。
六白金星の易の象意は「天」、神様(のような立場にある方)や先祖に関すること、現代で言えば「天皇(家)」や首相、大企業、お役所という意味になります。
内親王の結婚問題や今後の天皇家のあり方や首相も変わりますからね。六白金星の象意がまさに表れる月になりそうです。
身近なところでは、活動することが吉となりますので「多忙」になりがち。涼しくなってきますから、スポーツに芸術に活動の機会も増えますね。
10月の月盤は、2021年の年盤と九星の配置は同じです(「年月同盤」「同盤月」と言ったりもします)このような時は「吉方取りは効果が二倍になるのでぜひ、吉方取りに出かけましょう」という気学家の方もおられますが、人によります。逆効果になる方もおられます。
10月の吉方位(きちほうい・きっぽうい)
今月は「南」が「天道方位(吉方位の一つ)」ですが、一白水星の方や二黒土星の方は、それぞれ本命殺、本命的殺となりますので、吉方位とはなり得ません(天道は「五黄殺・暗剣殺・月破は抑え込むことはできないが、本命殺や的殺は抑えられる」という説もありますが、私の見解は、8大凶方位、つまり、本命殺や的殺と重なった場合も天道は吉方位にはならないという認識です)天道は、「ご自身の最大吉方位に重なっていたらラッキー」という感じで使うと良いと思います。
「月徳」は「西北西(30度範囲です)」なのですが、北西に暗剣殺が掛かっていますので、皆さん、わざわざ行く必要のない方位ですね。
10月の凶方位(きょうほうい)
今月の凶方位は、五黄殺・月破は「南東」、暗剣殺は「北西」です。
引っ越しや開運旅行として二泊三日以上の旅行に行かれる場合は、これらの凶方位の他に本命殺や月命殺は避けましょう(一泊二日や日帰り旅行は、気にする必要はありません)本命殺や月命殺は、人によって異なります。ご自身のご自分の吉方位・凶方位を知りたい方は、こちらまでどうぞ。
10月の吉日
※厳密には、その日の干支とご自分の干支の相性が良くなければ、吉日にはならないのですが、そこまで占い師に観てもらわなくても良い、簡易的に吉日を知りたい、と言う方は、ご参照ください。
天赦日(テンシャニチ)
10月27日(水)
次回は、11月12日(金)
天赦日とは、年に数回のレアな吉日。何かを始めるのに適した日です。
2021年10月の一粒万倍日
一粒万倍日とは、何か事を始めると、一粒の籾が万に実るかの如く、発展する日と言われていますが、物を借りたり、お金を借りるのは良くないとされます。10月の一粒万倍日は「午」と「酉」の日です。
10月13日(水)
10月16日(土)
10月25日(月)
10月28日(木) ※月三殺
11月6日(土)
月三殺や不成就日と重なると吉効果が半減します。何かを始めるのに良い日とされていますが「お金を借りる」ことは控えた方が良い日です。
その他の日
10月20~11月6日 秋の土用期間
本命星別の10月の運勢
※ご注意※ 節分(2/3頃)前に生まれた方は、前年が「生まれた年」となります。
ラッキー方位は、厳し目に観ています(引っ越しに使う方がいるかもしれませんので、万全を期して年盤の五黄殺、暗剣殺、歳破の方位も考慮しています。他のサイトでは、3つ4つラッキー方位があるかもしれません。その場合は、月盤のみの吉方位だと思われます。引っ越し以外でしたら活用しても良いでしょう)
一白水星(昭和2,11,20,29,38,47,56,平成2,11,20,29年生)
2021年10月の一白水星の運勢(動画で見る)は、感情のコントロールが鍵。ハイになったり落ち込んだりしやすいかもしれません。夢や理想がなかった人も目指すべき姿がハッキリしてきます。でも、理想の姿には今は程遠く、落ち込んでしまいそうですが、それを払拭するかのように勉強や研究に没頭する月になります。見た目は、華やかで成功しているように見られますが、内面はそうではありません。目標が高ければ高いほど忍耐と努力が必要ですが、辛抱強い一白水星さんならは大丈夫。目の疲れ、頭痛にご注意。
※ラッキー方位:東
二黒土星(昭和元,10,19,28,37,46,55,平成元年,10,19,28年生)
2021年10月の二黒土星の運勢(動画で見る)は、2月から厄年に入り、人間関係やお金のことなど心労が溜まっているはず。疲れているのに寝付けない人もいるかもしれません。自分の殻に閉じ込まらずに目上の方に相談してみましょう。今月は、集中力が高まるので、好きなことや得意なことを「深堀り」してみると物事の本質が見えてきますよ。今月出会った異性は、体だけの関係に陥りやすく空しさが残ります。パートナーがいる方は、としっとり過ごせそうです。二黒土星には痔の人が多いですが、今月は悪化にご注意(冷えに注意)
※ラッキー方位:北東、西
三碧木星(昭和9,18,27,36,45,54,63,平成9,18,27年生)
普段から、一歩先行く三碧木星さんの2021年10月の運勢(動画で見る)は、人の意見に従い、人に譲って吉。「私、私」では運が低下します。プレゼン能力は高いですが、今月は「能ある鷹は爪隠す」でいきましょう。新しいことをしたくなりますが、自分から仕掛けるのではなく、来た仕事、依頼をを黙々とやりましょう。今月は、人のお世話など面倒なことが多いかもしれないですが、喜んで引き受けることで来月以降に運気が上がります。胃腸に注意。
※ラッキー方位:南、東
四緑木星(昭和8,17,26,35,44,53,62,平成8,17,26年)
2021年10月の四緑木星の運勢(動画で見る)は、自己主張して、自分をPRして吉。いつも、周りに気を遣い、人の世話をする機会が多い四緑木星さんですが、今月は、人の世話よりも、ご自分がやりたいことを優先してするのが良いです。今まで取り組んできたことが形になってきますし、気持ちも前向き、好奇心を大切にしてみて下さい。フットワークは軽く、やればやるほど結果へとつながります。ノド荒れ、舌にご注意。
※ラッキー方位:南
五黄土星(昭和7,16,25,34,43,52,61,平成7,16,25年)
2021年10月の五黄土星の運勢(動画で見る)は、人に頭を下げるのに抵抗が出そうな月です。特に、地位を築いてきた人、成功している人ほどその傾向が強く出そうです。面倒見が良く人から慕われる五黄土星さんですが、今月は、今一度「信用」を意識すると今後さらに飛躍できそうです。具体的には「遅刻しない」「きまりを守る」などです。結婚の機運が高まっています。婚活中の方は積極的に。風邪に注意。
※ラッキー方位:西、北、北東
六白金星(昭和6,15,24,33,42,51,60年,平成6,15,24年)
2021年10月の六白金星の運勢(動画で見る)は、周囲の影響力を考えた言動をしたい一カ月です。力がある六白金星さんが、清濁飲み込むような強い運気の中宮に入ります。運気が強いということは、弱いものの面倒を看たり、決断したり、責任を取ったりと精神的にも肉体的にも忙しい月になります。「酸いも甘いも嚙み分ける」じゃないですが、吉凶混合の月。煮詰まるので気分転換を上手にすることが今月のポイントです。胃腸にご注意。
※ラッキー方位:北、西
七赤金星(昭和5,14,23,32,41,50,59,平成5,14,23,令和2年生)
2021年10月の七赤金星の運勢(動画で見る)は、「今いる場所」や「相手との関係性」に不満が出てきます。環境や相手が変わって欲しいと思いますが、心地よい環境は誰かが作ってくれるものではありません。今月は、受けることを期待せず、人をアテにせず、自らが動いて、与えて吉です。今まで決断できなかったことが決断できます。取捨選択し動きましょう。目上の方に馴れ馴れしい態度は慎みましょう。資金の移動や投資は、よく確認してからに。交通事故にご注意。
※ラッキー方位:西、北
八白土星(昭和4,13,22,31,40,49,58,平成4,13,22,令和元年生)
2021年の10月の八白土星の運勢(動画で見る)は、気持ちが明るくなり、オープンマインドになります。元々、堅実で落ち着いている八白土星さんですが、今月はうっかり調子に乗ってしまいやすく失言や悪口、文句、不満は言わないようにしましょう。信頼を失います。口に出さないで書くのがおススメ。会食や外出、人と交流が増えるため出費も増えます。パートナーがいない方は異性との出会いがありそうです。呼吸器にご注意。
※ラッキー方位:北、北東
九紫火星(昭和3,12,21,30,39,48,57,平成3,12,21,30年生)
2021年10月の九紫火星の運勢(動画を見る)は、これまで継続してきたことが頭打ちになったり、または、成長を感じられなくなって、仕事や環境を変えた人もいたでしょう。再出発の月になりそうです。そのために深く思案します。新しい企画、案件、立場で再出発。それに伴い、覚えることが多く、慣れるのに苦労しそうです。今までやってきたことが無駄ではなく、それを相続し発展させていけそうです。
※ラッキー方位:東、西
まとめ
易は、変化と言う意味です。常に変化しています。変化には不安や恐れが付きものですが、まだ起こってもいないことを心配していては、精神衛生上よくありません。
意識を今ここに(マインドフルネス)置き、今の目の前に見えるもの、聴こえるものを味わいましょう。
2021年という全体の運勢を見据え、毎月の「キーワード」をご自身の生活に落とし込み、活用くださいませ。2022年の運勢は、10月下旬にアップする予定です。お楽しみに。
10月もお元気にお過ごし下さいますように。
四柱推命が難しかった方へ