一白水星になる生まれ年
本命星が「一白水星 」になる方は、昭和2、11、20、29、38、47、56年、平成2、11、20、29年に生まれた方々になります。
九星気学で運勢を観る時は、一年の始まりを「立春」としているため、「節分(2/3前後)」以前に生まれた方は、「前の年の生まれ」となります。
例えば、昭和47年「1月30日」生まれの方の本命星は「一白水星」ではなく、「二黒土星」となります。
※節分が2/3や2/2の年もあるため、2/3や2/2にお生まれの方は、万年暦などで、お調べください。
一白水星の性格
一白水星の性質
水から生命が生まれ、「一」は、物事の始まり。すなわち、一白水星の人生は開拓の人生。
「水」は、どこにでも入り込んでいくように、人の懐に入るのが上手い、人当たりが良く、老若男女「表面的には」誰にでも合わせることができるので、人に好かれます。
しかし、本音は言わず、一人で悩む傾向にあります。そのため、「何を考えているのかわからない」なんて思われてしまうことも。
雨のしずくが、水たまりを作るように、熱心で凝り性ですが、完成すると関心が無くなってしまいます。
水が冷えて「氷」になると固くなるように、頑固な一面があります。
水は透明、聡明で思慮深いです。
一白水星の強み
「水」が、器によってその形を変えるように、環境や状況の変化に臨機応変に対応することができます。フットワークが軽いのが自慢。
「水は生命の源」、何かを生み出す力、クリエイティブな才能があります。
一滴のしずくが大河となるように、コツコツ、忍耐強い努力家です。
一白水星の弱み
水は「自由に流れていくもの」その流れを止められるようなこと、すなわち、命令や束縛、干渉を嫌います。約束するのが負担に感じます。いつも自由でいたいのです。
気位が高く「生意気だ」と誤解されます。
水は透き通って良く見える性質より、人の心が見えてしまうので気疲れしたり、苦労性で神経質です。
一白水星の適職
「定時で終わるデスクワーク」は向きません。水商売(人気商売)が向いています。
表立った仕事よりも「裏稼業(法に触れるような仕事という意味ではありません。一般的に理解されないような仕事~占い師、風俗、など)」、本業より「副業」で成功します。
人脈を拡げていく仕事、人と人(物)を結ぶ「仲介業」も向いています。
一白水星の恋愛事情
「水も滴るいい男(女)」と言われるように、異性にモテる人が多いです。
水は冷たいですから、クール。恋愛に溺れて自分を見失うようなことはありませんが、一途です。何年も片思い・・・なんてこともあります。
惚れた相手には、とことん尽くすタイプ。しつこい、重たい、など思われることも。
心と体は別、体の関係になったからと言って、恋人関係とはならない、なんてこともあります。
一白水星の健康
あまり丈夫ではありません。神経質なので「うつ」、体が冷えやすいので「ぎっくり腰」、また、耳・鼻・婦人科・ぢなど「穴」に関する病にご留意ください。
一白水星の運勢傾向
水は、故郷を離れ、川に流れていくように、早くに親元から離れ、苦労しながら独立していきます。親との縁が薄く、親をあてにせず、自ら人生を切り拓いていきます。
食べる事には困りません。肉親より他人の方が頼りになります。
水は、高い所から低い所へ流れる性質より、買い物は高級品やブランドにこだわることはなく「安ければ何でも良い」というタイプです。
水は「流れが止まると腐ってしまう」ように、自分の殻にこもると「うつ」になりやす傾向もあります。
水は流れることから、住居、職業を転々とする傾向にあります。
一白水星の開運
良くも悪くも凝り性、「ほどほど」で済ますことができないため、心身共に疲弊しやすいです。
自分が疲れてしまうほど、人に尽くすのは辞めましょう。
また、ついつい、人に気を遣い過ぎてしまうので「一人きり」になれる時間・空間を少しでも、生活に取り入れることが大切です。
一白水星の性格と運勢のまとめ
才能を活かして人生を開拓する一白水星は、生まれながらにして親との縁が薄い家庭環境に育ちます。そのため独立心が旺盛で、自ら人生を切り拓いていきます。
一白水星と言っても、「生まれた月(月命星)」によって、さらに運勢傾向は異なります。詳しくは、個人鑑定で、ご自身の強みを知って、より良く生きて下さいね。
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