8月は、8日03:23「立秋」より始まり、9月7日までとなります。
一年で最も暑い「大暑(たいしょ)」は、7月23日から「立秋」の前日の8月7日頃まで、「立秋」からは、朝晩少しだけ吹く風が涼しくなったことに気が付く頃です。
とは言え、昼間は、8月一杯迄は、東京では30度超えが続きそうです。「暑中見舞い」は、立秋を過ぎたら「残暑見舞い」となります。
8月1日は、東京では昼間、突然、空が暗くなりスコールが降り、日傘しか持ってなかった私は、ひっくり返ったバケツの水を浴びたような有様。「七十二候」を調べてみると「8/2~8/6は大雨時行(たいうときどきふる)」で納得した次第です。
- 2023年8月の運勢(8月8日~9月7日まで)
- 8月の全体の運勢
- 8月の吉方位(きちほうい・きっぽうい)
- 8月の凶方位(きょうほうい)
- 8月の吉日
- 本命星別の8月の運勢
- 一白水星(昭和2,11,20,29,38,47,56,平成2,11,20,29年生)
- 二黒土星(昭和元,10,19,28,37,46,55,平成元年,10,19,28年生)
- 三碧木星(昭和9,18,27,36,45,54,63,平成9,18,27年生)
- 四緑木星(昭和8,17,26,35,44,53,62,平成8,17,26年)
- 五黄土星(昭和7,16,25,34,43,52,61,平成7,16,25年)
- 六白金星(昭和6,15,24,33,42,51,60年,平成6,15,24年)
- 七赤金星(昭和5,14,23,32,41,50,59,平成5,14,23,令和2年生)
- 八白土星(昭和4,13,22,31,40,49,58,平成4,13,22,令和元年生)
- 九紫火星(昭和3,12,21,30,39,48,57,平成3,12,21,30年生)
- まとめ
2023年8月の運勢(8月8日~9月7日まで)
「8月8日」に一斉に運気が変わる訳ではありません
東洋の占いでは、月の始まりは「一日」から始まるのではなく「節入り」から始まります。
節入りは、月によって、年によって一日ずれたりもしますが、大体、月初4~8日くらいになります。これは暦(高島暦と呼ばれるものや万年暦)で確認いただかないとわかりません。
そして、節入りと同時に運気が「ガラッ」と切り替わるわけではなく、人によっては、半月ほど前から、または、節入りを過ぎてから「徐々に」運気が変わっていきます。体感には個人差があります。
7月の気がフェードアウトして、段々と8月の気にフェードインしますので、月の変わり目(端境期はざかいき=7/25頃~8月10日頃)は両方が混ざったような運気になりますので、端境期での吉方取りは、なるべく避けるのが良いと思います。
二十四節気と七十二候
農作業をする上で、季節を知ることは重要です。そのため、二十四節気は中国で作られました。
1年を24等分し約15日ごとに季節感がわかる名前をつけたのが二十四節気です。
この二十四節気をさらに3つに分けたのが七十二候。一つ当たり約5日間ですので、より細かく季節感を表現できます。
しかし、こちらも中国から伝わってきたもの、中国と日本は気候が異なります。そのため、七十二候は、幾度か改訂されています。
なお、「二十四節気と七十二候」は太陽の動きを元に決められているため、毎年、同じ日付になるとは限りません。(参考文献:「日本の365日に会いに行く」永岡書店)
8月の全体の運勢
8月の月盤は「二黒土星」が真ん中になります。
2023年の8月の月盤は、二黒土星が中宮に入ります。二黒土星が放つ気がテーマとなる月となります。
二黒土星と言えば「坤宮(こんきゅう)」がその定位置。
坤宮は、易の卦では「地」。陰陽の陰が極まった状態で「母」「妻」という意味があります。8月は「母」や「妻」、「家庭」が話題になりそうです。
また、二黒土星には「地味」「安価」という意味もありますので、夏休みにどかこかへ出かけるというよりは、「家でゆっくり過ごす」方が多いと見ます。
金運を表す七赤金星が坎宮に入りますので、景気は冷え込むでしょう。軒並み値上がりしておりますし、電気代も高額になっているはず。そのため、旅行でお金を使う気にはなれないのは私だけ?
個人の運勢を知ることも大切ですが、全体的な8月の気の流れも知っておかれるとご自身の7月の過ごし方の参考になると思います。8月の過ごし方・心構えをご覧ください。8月の吉日もご紹介しております。
8月の吉方位(きちほうい・きっぽうい)
天道
8月は「北」が吉方位の一つ「天道方位」です。
天道とは?
全ての人に良い方位とされていますが、五黄殺・暗剣殺・月破と重なると使えません。
個々によって異なる凶方位である本命殺・本命的殺・月命殺・月命的殺を天道が、その凶作用を打ち消すとも言われています。
月徳
今月8月は「申月」ですので月徳は「申(西南西)」となりますが、暗剣殺になりますので吉方位にはなりません。
月徳とは?
無理と言われていた愛が実ったり、思いがけない相手に巡り会えた、という特に女性に嬉しい方位です。その月の干支の方位になります。
12月(子)・・・北
1月(丑)・・・北北東
2月(寅)・・・東北東
3月(卯)・・・東
4月(辰)・・・東南東
5月(巳)・・・南南東
6月(午)・・・南
7月(未)・・・南南西
8月(申)・・・西南西
9月(酉)・・・西
10月(戌)・・・西北西
11月(亥)・・・北北西
8月の凶方位(きょうほうい)
今月の凶方位は、五黄殺は「北東」、暗剣殺は「南西」、月破は「東北東」です。
引っ越しや開運旅行として2泊3日以上の旅行に行かれる場合は、これらの凶方位の他に、あなたの本命殺や月命殺も避けるのが無難です(1泊2日や日帰り旅行は、気にする必要はありませんが、筆者の感覚としては「約100Km以上の移動」は、日帰りや1泊2日であっても「月盤」の影響が出るように思います)本命殺や月命殺は、人によって異なります。ご自身のご自分の吉方位・凶方位を知りたい方は、こちらまでどうぞ。
8月の吉日
※厳密には、その日の干支とご自分の干支の相性が良くなければ、吉日にはならないのですが、そこまで占い師に観てもらわなくても良い、簡易的に吉日を知りたい、と言う方は、ご参照ください。
天赦日(テンシャニチ)
8月4日(金) ※一流万倍日とも重なります。
8月18日(金)
天赦日とは、年に数回のレアな吉日。何かを始めるのに適した日です。
8月の一粒万倍日
一粒万倍日とは、何か事を始めると、一粒の籾が万に実るかの如く、発展する日と言われていますが、物を借りたり、お金を借りるのは良くないとされます。8月の一粒万倍日は「子」と「未」の日です。
8月7日(月)
8月10日(木)
8月17日(木)
8月22日(火)
8月29日(火)
9月3日(日)
本命星別の8月の運勢
※ご注意※ 節分(2/3頃)前に生まれた方は、前年が「生まれた年」となります。
ラッキー方位は、本命星からしか観ておりません(「吉方位」と言います)吉方取りをなさる場合は「月命星」からも観ます(「最大吉方位」と言います)詳しく知りたい方は、個人鑑定をご利用ください。
一白水星(昭和2,11,20,29,38,47,56,平成2,11,20,29年生)
巽宮に入るので運気好調。
人と繋がろうとしたり、人からの依頼が増えます。取引が増え売り上げも上がりそうです。恋愛の出会いもありそうです。
現状を打破したく焦りから、新しいことに挑戦しようとして「とっ散らかしそう」です。その結果、業務内容を変えたり、改革します。
家族や親族の用事や面倒が増えそうです。
風邪、過労に注意。
ラッキー方位:南、北
二黒土星(昭和元,10,19,28,37,46,55,平成元年,10,19,28年生)
吉凶混合の月。良いか悪いかは、かなり人に寄ります。準備をして来た人にとっては、吉と出るでしょう。
これまで築き上げたものを断ち切って、やり直そうとしたくなります。「リセット」の気が働くので転職、引っ越ししたくなります。
強気になるので、周りの人の意見に耳を貸さなくなります。周囲の意見を聞いた方が上手くいきます。
独身の方は婚活を始めたり、お相手がいる方は結婚へと進みます。
美容や占いにお金を使いそうです。
ラッキー方位:東
三碧木星(昭和9,18,27,36,45,54,63,平成9,18,27年生)
乾宮に入りますので「理想が高くなり」、理想を叶えるために自分に投資しようとします。お金は大きく使いますし、時間や労力も掛けようとします。
かなり多忙になりますので、結果を期待したいところですが、思ったほどの結果は見込めません。
人と親密になりますので、男女の仲が深まりそうです。
健康運は、過労、交通事故、耳に注意。
ラッキー方位:西
四緑木星(昭和8,17,26,35,44,53,62,平成8,17,26年)
やっとリラックスできそうな月。外食やショッピング、レジャーなど出かける機会が増えます。気前が良くなるので、お金はたくさん使いそうです。ただ、遊ぶだけではなくスポーツやボランティアに関心が向きます。
コツコツとした根気が伴う作業は、はかどりそうです。ホームページのリニューアルや調べ物、記事のリライト、システムの構築などが進展するので、充実感を得る月となります。
お母さんとの関りが増える月になります。
元カレとの復活→結婚もあるかもしれません。
ラッキー方位:南東、北西
五黄土星(昭和7,16,25,34,43,52,61,平成7,16,25年)
陰陽の気が混在する艮宮に入ります。変化を起こしたくなったり、周りで変化が起きてきます。
特に、家族や親族、相続の問題での変化があるようです。
7月に引き続き、飲食、お出かけ、レジャーに関心が向かいます。
聞いた話ほどの内容ではなかった、期待外れ、ということもありそうです。ビックリすることや今まで知らなかったことを知ってしまいそうです。
ラッキー方位:東
六白金星(昭和6,15,24,33,42,51,60年,平成6,15,24年)
離宮に入ります。
7月に整理や取捨選択した結果、今月はいよいよ手放すことになりそうです。捨てる、辞める、手放す、別れる、などの現象が出てきそうです。決断しないといけない状況なのに、迷ってなかなか決められなさそうです。
今までコツコツ頑張ってきた人は認められ、隠し事がある人はバレてしまいそうです。
出かける機会が増えます。
ドライアイ、結膜炎などの眼病にご注意ください。
ラッキー方位:なし
七赤金星(昭和5,14,23,32,41,50,59,平成5,14,23,令和2年生)
坎宮に入ります。運気の冬。外に向かって活動するというよりは「土台固め」に徹するのが良いでしょう。勉強したり資格を取る、気力・体力が減退していますので、今月は充電することを心がけましょう。
心の栄養=占いやスピリチュアル、美容室やエステに行って身なりを整える、読書をするなど心の養分を取り、シャワーだけではなく湯船につかることを意識しましょう。
今月は、良いことも悪いことも両方あります。前半良かった方は後半イマイチ、前半イマイチの方は後半良いでしょう。
耳、鼻、婦人科など「穴」の疾患にご注意ください。
ラッキー方位:なし
八白土星(昭和4,13,22,31,40,49,58,平成4,13,22,令和元年生)
7月よりは、運気が良くなります。
とは言え、暗剣殺(凶)と月徳(吉星)が付きます。とばっちりを受けそうですが助けもありそうです。特に、仕事上のトラブルが懸念されます。それをきっかけに副業や転職を考えます。
お母さんやお姑さんが煩わしく思うかもしれません。
独りになりたい、独りで悩みそうですが、目上の方の助けがありそうです。知恵のある方や偉い方に相談すると決断できそうです。また、孤独を感じた結果、結婚したい、という気になるでしょう。
ラッキー方位:東
九紫火星(昭和3,12,21,30,39,48,57,平成3,12,21,30年生)
厄年の2023年、7月で上半期が終わりました。仕事、夫婦関係、健康となかなか思うようにいかなかったと思いますが、8月は「春」の部屋「震宮」に入るので、希望が見え、気持ちが明るくなってきます。
仕事のモチベーションもやっと上がり、ようやく仕事に身が入りそうです。
人に会う機会が増えますので贅沢しそうです。シングルの方は恋愛のチャンスです。
失言に注意したい月。
ラッキー方位:北西
まとめ
8月から、2023年の下半期となります。2023年の各本命星の運勢を確認して、2023年の目標を再設定し仕切り直しましょう。
四柱推命が難しかった方へ