占い師は、誰でもなれます
感謝される占い師になることは簡単なことではない
占い師になるには、資格は不要ですので、なろうと思えば今日からでも誰でもなれるものです。
誰でもなれることと稼げるかどうか、必要とされる占い師になれるかどうかは、全く別の問題です。
ここが抜け落ちている方が多いのも現実です。
「この講座とこの講座を受講すれば占い師として活動できますか?」とお聞きになる方がいますが、活動できるかどうかは人に寄る、その人の努力や熱意に寄ります、としか言いようがないです(このような質問をされる時点で、厳しいようですが、占い師になるのは向いていないと思います)
医者だって、国家資格を持っているだけで名医にはなれないですよね?たくさんの症例や臨床経験を積んで名医になるのと同様、占い師だって「勉強しただけ」「受講しただけ」では、感謝される占い師にはなれません。
どのレベルを目指すのか
占い師になるといっても「占術研究家」になるのか「占い師(占いカウンセラー)」になるのか、また、「会社の人事や売り上げ向上のお手伝いまでできる鑑定士になるのか?」「恋愛問題を聞いて差し上げる占い師」になりたいのか「占い師としての方向性」を決めた方が良いでしょう。
目指す鑑定士・占い師像によって、勉強する内容も変わってきます。いずれにせよ、勉強は一生続くものです。
「占い師」に期待されることの多くは、相談者さんの「悩みを聞いて欲しい」「問題解決のメドを知りたい」「背中を押して欲しい」という辺りですから、そんなに専門的な占術(土地を観る、建物を観るなど)まで知らなくても、仕事として成り立つケースが少なくありません。
どの世界にも上には上がいて、私より知識や経験が豊富な方はたくさんおられますし、長くやってきた方には知識の面では敵わず(接客面ではカバーできるかもしれませんが)占術の勉強にはキリがありません。
まずは、「占い師」として期待される内容を満たすことのできる「最低限の知識」を学んで、デビューし、鑑定経験を積んでいく。そして、知識が足りないと感じた部分は、その都度、本や教材を購入したり受講するなどして学び続けていくことが効率よく占い師になれる方法だと思います。私はそうしています。
占いで稼ごうとするとおかしなことになります
「二ヶ月目で〇十万稼げました!」という広告を目にすることが多いですが、毎月コンスタントに収入を得ることの方が難しいですし、そちらのほうがより実力や信頼が問われます。
一回くらいなら、同じ門下生や仲間が私のセッションを購入してレビューを書いてくれたりして、協力してくれます。でも、それ、毎月はやってくれないでしょう。皆さんもそれぞれ、毎月売り上げを立てていかないといけないのですから。
もちろん、ビジネスとして目標を立てることは大切です。
単価が高額であろうと少額であろうと大切なのは、その価値をお客さんが感じることができるかどうかです。そこを目指して鑑定スキルを日々向上させる努力は、占い師をやる以上一生ついてきます。
収入を得るためには、アゲ鑑定(耳障りの良いことしか言わない)をしたり、公序良俗に反する相談でも何でも受けてアゲ鑑定となってしまっては、後々信頼を失いかねません。
占いに限らず「自分がやったことは跳ね返ってくる」ことを忘れずに日々の鑑定をさせていただきたいものです。
以下は、占い師になるために必要なことをまとめた記事です。