姓名判断の流派
姓名判断の流派は、いろいろあります。
細かい違いまで数えると300以上の流派があるのでは?と聞いたことがあります。
これは宗教も一緒で、時代背景や考え方の違いによるものであり、また、どの流派が正しくて、どの流派が間違いである、ということは検証のしようがありません。
キリスト教・イスラム教・ユダヤ教のように、神様は一つなのになぜ教義の違いで戦争をするのかと思うのですが、「考え方の違いを尊重する」ということしかないように思います。
占いや姓名判断の流派の違いもそうですが、人の幸せを扱う占い師や鑑定士が、考えの違う流派や占術の批判や悪口を言うのは、ちょっと違うかなぁ、と個人的には思っております。
皆さんも、ご縁があった占いを学ばれて「違う」と思われれば、他のものを学ばれたら良いと思います。
他のものを学ぶことによって、新たな発見もありますしね。私もそうしております。
姓名判断の起源
姓名判断の起源は諸説あります。
良く知られたところでは、
「昭和初期に、熊崎健翁先生が姓名判断を体系化させた」
「鎌倉時代以降、武士の間で姓名判断(今のような形かどうかわかりませんが)が流行っていた」
「徳川家康が官職を得るために『松平元康』から改名したエピソード(※姓名判断的に改名して出世した訳ではないのですが『改名による開運』だと思われている。もしかしたら開運されたのかもしれませんが検証のしようがありません)」
「弘法大師が記した書物(聲字相義しょうじそうぎ)が、姓名学の原点である」
等々、一体、姓名判断は、誰から、どこから始まったのか、上記の内容が今の姓名判断にどのくらい影響があるのか、調べようとなると生涯かけて研究しないといけないでしょうから、私は特段、追及しておりません。
ただ、18年間、姓名判断に携わってきた中で言えることは、
・昔から「言葉」には魂が宿ると考えられてきた(=言霊)ので、名前にも何らかの「気」や「波動」「想い」が込められていると考えられる。
・宇宙森羅万象は「数理的秩序」に基づいて創られていることから、数字に意味があると昔から考えられてきたため、画数に何らかの意味を読み取ることができる。
・画数の意味に、これまでの鑑定内容の蓄積から得られた内容を加味し修正しながら、現在の画数の吉凶やその意味が形成されてきた。
・そのため、名前に現われた運勢を読み、自分を知って、欠点を補うように活用するとより良い人生を送ることができる。
そして、
・名前は「結果」として付いたものである。
ということです。
名前は「結果」です
これは、科学的根拠がある訳ではございません。
あくまでも私の主観になります。
まず、ご自身のお名前って、ご自分が付けた訳でも選んだ訳でもないですよね。
付けられたのです。
親御さんが付けたにせよ、お坊さんが付けたにせよ、姓名判断の先生が付けたにせよ、「〇〇という運を持って生まれてきたから、〇〇という運を秘めた名前が付いた」ということになります。
では、「持って生まれた運(宿命)」とは、いつ、どこで創られたのでしょうか?
「宿命」は、生年月日で観る占い(四柱推命、九星気学、ホロスコープなど)によく表われてきますが、生年月日と名前って接点がないはずなのに、不思議と、四柱推命で観た結果と同じような結果が姓名判断でも出たりします。
私が思うに、親や祖父母、さらにその上のご先祖の生き様が「宿命」という形になって、その命が宿る生年月日に生まれてきて、その命を宿した名前が付き、子孫へ相続されているように思います。
それが、姓名判断でいうところの「大凶」だ「吉」だといった形で暗示されているのだと思います。
お名前に「大凶」があるということは、親や先祖の生き方が、例えば「人から恨まれていた」「お世話するより、人の手を煩わせることの方が多かった」「自分中心だった」というメッセージだと私は認識しております。
そして、「私」が人より苦労が多いのは、そういったことの「穴埋め」をしなければならないため、必然的(宿命的)に苦労させられているのではないか?と思うのです。
※詳しくは、こちらを一読いただけましたら幸いです。電子書籍になります。
実際、人のため、社会のために尽くしてきた方のお子さんやお孫さんには、とても良い名前がついているケースをたくさん見てきました。中には「適当に付けた」という人もいました。
一方、生まれた子どもの名前は「姓名判断の先生に付けてもらいました」と言うのですが、名前を拝見すると大凶の中でも特に心配な大凶があったりします。
聞けば、その親御さんは、結婚詐欺のようなことを過去にしてしまった経緯がありました。
そのせいで、お子さんの名前に大凶の画数が出てきたのかどうかはわかりませんが、目に見えないものが目に見える形になって表れるのが「相」です。
ですので、お子さんにはもちろん何の罪もありませんが、親御さんの生き様が無関係ではないように感じたエピソードです。
「相」は、名相(姓名判断)、手相、家相、墓相、人相・・・色々あります。
特に、人相が分かりやすいですね。
欲深い人の顔には「欲」と出ていますし、「カネ、カネ」と言う人の顔には「カネ」と書いてます。
普段考えていること、思っていること、やってきたこと・・・それらは目に見える形になって表れてくるもののようです。
その形を観て、その人の持っている性質や運勢傾向を観ていくのが手相や姓名判断などの「相術」といわれる占いなのですが、名前を変えたところで、考え方や生き方(内面)が変わらなければ、幸せな人生を送ることはできなさそうですよね。
これが、私が改名をおススメしない理由であり(名前を変えれば、気分が変わって人生が好転することはあるかもしれませんが)姓名判断が全てではないですよ、と力説している理由です。
力説中の動画はこちらです。
姓名判断でわかること・わからないこと
姓名判断でわかること
・性格
・人生の転機が何歳の時に来るのか
・第一印象(人見知りしやすいか)
・プラス思考かマイナス思考か
・適性、適職
・金運
・人間関係
・親子関係
・初年期、中年期、晩年期の運勢
・結婚生活、恋愛傾向
・体の弱い部分
姓名判断ではわからないこと
・「今年(今月)」の運勢はわかりません。→四柱推命、九星気学、ホロスコープでわかります。
※人生の転機が「あなたは何歳の時に訪れるのか」はわかります。
・「特定の人」との相性を観ることはできません。→四柱推命、九星気学、ホロスコープでわかります。
※「目上(親・上司・先生・夫)」との相性
「目下(部下・妻子)」との相性
「横並び(恋人・同僚・友人)」との相性や社会で活躍できそうか否か、はわかります。
・「今の彼の気持ちはどうですか?」「今の仕事(の業績)は、今後良くなりますか?」など「刻々と変わる状況」はわかりません。→タロットカード、易でわかります。
実は、「オールマイティーな占い」というものは、ないのです。
そのため、占い師さんは、複数の占術を組み合わせて対応しているのです。
もし、占いを利用する場合は、「何を知りたいのか」その答えが出そうな占術を選ぶと良いですよ。
姓名判断で、もちろんすべてのご相談内容に対応できる訳ではありませんが、習得が簡単な割には、これだけの内容がわかるので、特に、占い初心者さんにはおすすめの占術です。
「霊感」も不要です。
姓名判断ができると得をする
私は、仕事上、色々な方と出会うのですが、自己紹介の後に、フルネームや下の名前の画数だけ数えて「〇〇さんって、やっぱり独立開業タイプなんですね!お名前に出てますよ~」と言って差し上げただけで、非常に喜ばれて、あるサービスを無料で提供下さいました。
実は、この方、独立したもののビジネスが軌道に乗らずに、独立したことに迷いが出ていたところに私と出会って、プチ鑑定。
やる気を取り戻して、勇気が出た、と感謝されました。
私は、ウソやおべっかは言ってません。
ただ、名前の画数で読み取ったことを一言、二言言って差し上げただけで感謝されたのです。
また、とあるビジネスコンサルさんは、1時間半のコンサルを無料でして下さいました。
出会うお相手にすぐ喜んでいただけて、ご自分にも喜びが返ってくるのは、「姓名判断ができるから」と言っても過言ではありません。
姓名判断は私の生活の一部、人生の一部になっています。
ぜひ、生活の一部に、特技の一つに姓名判断を加えてくださいね。
姓名判断でわからない内容はどうしたら良い?
姓名判断では、色々なことがわかるのですが、
今年や来年の運勢
今月の運勢や来月の運勢
今日の運勢は、姓名判断では観ることができません。
その場合、命術、つまり「四柱推命」や「九星気学」やホロスコープ(西洋占星術)など、生年月日(時間や生まれた場所が必要な場合もあり)で観ていく必要があります。
私は、西洋の占いとは縁がなく、四柱推命と九星気学を学びましたが、四柱推命は流派によって、判断が異なり、解釈がなかなか難しく思います。
その点、九星気学は、それなりに奥が深いものの、四柱推命よりは習得しやすいのではないかと思います(その人それぞれですけれど)
九星気学で補える
九星気学とは、「陰陽論」や「五行説」そして「干支学」という中国の思想を土台としながら、日本で生まれた占術です。
九星気学では、以下の4つのことがわかります。
①性格や性質
②毎年・毎月の運勢
③方位の活用
④相性
九星気学は、政治家の秘書さんや経営者の方も学んでおられる方が少なくありません。
運勢を観ながら、運勢を味方に付けて行動することができますからね。
成功するためには「努力」はもちろん大切ですが、出会いやタイミングといった「運」=「出会い」の作用が大きいものです。
運をつかむためには、その運勢の流れ(運勢の春夏秋冬)に載るのが一番ですが、その運勢をご自身で観ることができるようになれたら得じゃないですか。
すなわち、ご自身が「自分専属占い師」になれば、毎回、占い師さんに観てもらう必要がなくなりますよ~。
おうちで過ごす時間が長いこの時に、「自分専属占い師」になりませんか?
何度でも繰り返し視聴いただける約300分の動画講座になっております。
この動画講座には視聴期限はありませんし、講座でわからないことがありましたら、メールにてご質問いただけます。
占い師さんも色んな占い師さんがいます。価値観が合わない場合もあるでしょうし、信じるのが怖い占い師さんもいるかもしれません。千差万別です。
ですので、ご自身でご自分やご家族を占えるようになるのが、一番、良いように思います。そこから、副業へと発展させてみるのも良いかもしれません。
占い師になっても・ならなくても、ご自身で占いができるということは、人生を豊かに彩ります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。